最新農業技術 野菜 vol.15:ナガイモ・ブロッコリー栽培の革新
最新農業技術 野菜 vol.15:ナガイモ・ブロッコリー栽培の革新
ナガイモの栽培技術と生産者事例
ナガイモは日本の食文化に欠かせない作物であり、その栽培技術は日々進化しています。本書では、ナガイモの原産・来歴、生理・生態を詳しく解説し、寒冷地栽培や普通栽培の技術を紹介しています。
特に、北海道帯広市の生産者・小泉裕亮氏による「地域ぐるみの種いも生産と十分な輪作によるナガイモ経営」や、青森県七戸町の寺澤和夫氏による「3年1作輪作体系のナガイモ経営」など、実際の生産者の取り組みが掲載されています。
ブロッコリーの栽培技術
ブロッコリーは栄養価が高く、健康志向の高まりとともに需要が増加しています。本書では、高冷地春まき夏どり栽培、夏まき年内どり栽培、暖地夏まき冬春どり栽培など、地域ごとの栽培技術を詳しく解説。
また、ブロッコリーの2花蕾どり増収技術についても紹介されており、収量を向上させるためのポイントがまとめられています。
ピーマン・ダイコン・サトイモの新技術
ナガイモやブロッコリーだけでなく、ピーマン・ダイコン・サトイモの最新技術も掲載されています。
- ピーマン:日射制御型拍動自動灌水による増収・品質向上技術
- ダイコン:臭いや黄変を生じない品種の栽培と加工技術
- サトイモ:機械化一貫体系による湛水栽培技術
これらの技術は、持続可能な農業を実現するための重要な要素となるでしょう。
まとめ
『最新農業技術 野菜 vol.15』は、ナガイモ・ブロッコリーを中心に、最新の栽培技術と生産者の知見を集約した一冊です。農業の未来を切り拓くためのヒントが満載であり、農業従事者にとって必読の内容となっています。
本の情報 ISBN 9 7 8 4 5 4 0 2 2 0 5 7 9 出版社 農山漁村文化協会 発売年月 2022年11月 サイズ 318ページ、幅26cm 分類 理学≫農学[作物] 本のタイトル サイシンノウギヨウギジユツヤサイ | トクシユウナガイモブロツコリ-ノキホン 登録日 2022/11/18