阿波の民話 第1集:四国の知られざる語り部たちの物語
阿波の民話 第1集:四国の知られざる語り部たちの物語
阿波地方の豊かな民話文化
四国の阿波地方は、古くから民間伝承が豊かな地域として知られています。しかし、その多くは採集・発掘が十分に行われていなかったため、広く知られることはありませんでした。そんな阿波地方の民話を集めたのが『阿波の民話 第1集』です。
書籍の概要
本書は、1958年に初版が刊行され、2015年に新版として未來社から出版されました。編者は湯浅良幸氏と緒方啓郎氏。四国の民話シリーズの一環として、阿波地方の語り部たちが伝えてきた物語を収録しています。
収録されている民話
本書には、阿波地方に伝わる多様な民話が収められています。例えば、
- 「だまされた狐」:人間と狐の知恵比べを描いた物語。
- 「白蛇の恩返し」:助けられた白蛇が恩返しをする感動的な話。
- 「三年寝太郎」:長い眠りの後に偉業を成し遂げる男の物語。
これらの民話は、阿波地方の文化や価値観を反映しており、現代の読者にも深い感動を与えます。
民話の魅力
民話は単なる昔話ではなく、地域の歴史や人々の生活、価値観を映し出す貴重な文化遺産です。本書を通じて、阿波地方の民話に触れることで、日本の伝統文化の奥深さを再発見できるでしょう。
まとめ
『阿波の民話 第1集』は、阿波地方の語り部たちが紡いできた物語を現代に伝える貴重な一冊です。民話の魅力を存分に味わいながら、四国の知られざる文化に触れてみてはいかがでしょうか?
阿波の民話 景清とおふぐりおどり
本書情報 本ISBN: 9784624935085 著者: 湯浅良幸/編 著者: 緒方啓郎/編 出版社: 未來社 出版年月: 2015年06月 サイズ: 271P 19cm 分類: 人文≫文化・民俗[伝説・民話(日本)] 書籍名: アワノミンワ1シンパンニホンノミンワ8〈新版〉 日本の民話8 登録日: 2015/06/20