千田緑郎が紡ぐ珠玉の俳句集『樗櫟抄 句集本』を味わう
千田緑郎の『樗櫟抄 句集本』とは？
2008年9月に沖積舎から刊行された俳句集『樗櫟抄 句集本』（ISBN:9784806016489）は、現代俳句の一翼を担う俳人、千田緑郎による珠玉の作品群を収めています。全215ページにわたり、繊細かつ深淵な句の世界が繰り広げられています。
俳句に息づく日本文化の深み
短い言葉に季節感や自然、心情が凝縮される俳句の世界。その中で千田緑郎は、独自の感性で古典と現代を織り交ぜながら、読む者の心に響く句を紡ぎ出しています。
『樗櫟抄』というタイトルには、樗（おうち）と櫟（くぬぎ）という樹木の名前が含まれ、自然への深い愛情と共に、しみ入るような味わいを感じさせます。
本書の魅力ポイント
- 多彩な季語の使用：自然の移ろいを感じさせる句が豊富。
- 時代と調和する表現：伝統的な形式に新しい表現を融合。
- 豊かな感情表現：静かな中に力強さが潜む作品群。
まとめ
俳句を通じて日本の季節や心情を味わいたい方、また俳句の新たな境地を探している俳人や愛好家には、『樗櫟抄 句集本』は必読の一冊です。まさに日本文学の深みを体感できる貴重な刊行物と言えるでしょう。
樗櫟抄・句集
本情報
ISBN:9784806016489 著者:千田緑郎 出版社:沖積舎 発売日:2008/09 サイズ:215P20cm ジャンル:文芸≫短歌・俳句 類LDAP:俳句集 Wings日:2013/04/03
